この度、皆繋は10月31日をもちまして、5周年を迎えることができました。これまで、皆繋の活動にご理解・ご支援をくださった皆様に感謝と敬意を表します。
皆繋の5年間を振り返ると、特に、子育て家庭・子どもに対する活動に注力し、コロナ禍では全国でもいち早く生活実態の調査などを行い、政策に活用していただくよう関係各所に提言活動を行いました。休校の影響により家庭が混乱する中、給食の代わりのお弁当の配布等行いながら、学校・家庭が休校とどのように向き合っていくかの時間的な猶予を確保できたのではないかと、今思うと意義ある活動であったのではないかと思っています。
また、多くの大学生・専門学校生などの退学の危機にも『学生生活継続支援補助金』として、わずかながらも支援ができ、この件についても政策提言を実施できました。また、随時LINEによるご相談も受け付け、経済的な困難や子育ての悩みなどにもできるだけ丁寧に真摯に向き合うことができているのではないかと思います。
また、各家庭のイベント格差にどのように向き合うか、より良い親子関係の支援として、各家庭にクリスマスの支援を届ける『オレンジサンタプロジェクト』を実施し、これまで1000家庭を超えるクリスマス支援も行ってまいりました。
そして、ここから6年目のスタートです。『誰もが一人ぼっちにならない社会の実現』に向けて、地域に開いた居場所づくりの運営や、『孤独・孤立』といった社会背景をロジック化し、解消のための活動を行ってまいりましたが、これから更に『みんなの居場所＝地域の交流拠点』の必要性を説き、子どもの包括支援システムの実現に向け、勢力的に活動したいと考えます。これからも、皆繋をどうぞよろしくお願いいたします。
