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皆繋

周南市 地域の担い手育成研修

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  2023年1月30日、周南市で開催された子どもの明るい未来サポート事業の「令和4年度 地域の担い手育成研修」講師を、代表理事の林が務めました。地域で活動を行う多くの方にご参加いただき、活気ある会となりました。

この研修は、
「子どもの居場所づくり」と聞くと、皆さんはどのようなイメージをお持ちですか?
子どもたちが、家でも学校でもない「第三の居場所」として集まることのできる場所が地域
にあれば、子どもたちの笑顔が溢れる活気に満ちた地域になるのではないでしょうか。
周南市での「子どもの居場所の在り方」についてみんなで一緒に考えてみましょう!』
というテーマで開催されました。

【確定版】20220130担い手育成研修チラシ

皆繋が取り組む子どもの取り巻く環境や困難についての説明や、それらの課題を解消するために、包摂的地域交流拠点「ICS垢田家」での子どもの支援や地域共生づくりの取り組みをお伝えしました。
子どもの育つ環境やライフステージにおいて、単純な問題もあれば複雑な問題、小さな困難もあれば大きな困難もあります。いろんな困難が起こります。
ところが、そんな困難が起こった時に、頼れる人が以前に比べ、圧倒的に少なくなっています。地域の希薄化家庭員数の低下などは顕著です。
解消しきれない困難が長引くと、自己肯定が下がり心に影を落とす不利が続きます。
この不利が長くに累積することで、生きていく上での必要な力が十分に養われない状況で子ども時代が過ぎていってしまいます。

 様々な課題を抱える子どもに寄り添う大人が、その課題のロジックを知る意識を持ち行動していけば、恐らくは予防・早期対応的な活動が増え、子どもたちは望まないつまづきをしなくて済むような社会の中で、かけがえのない子ども時代を過ごせるのではないか、そのように考えています。
 現状の社会・地域・家庭や個々人に何が起きているのか、それを再確認していただき、居場所の必要性、居場所に求められる事を皆さんに考えていただく機会になればという思いでお話ししました。
最後に、グループワークが行われ、意見交換の機会がありましたが、周南市の方々の人当たりの良さや、ひとに温かい風土を、その雰囲気から感じられました。
現状でも、様々な子どもの支援活動がありますが、益々の発展の可能性がある地域だと思います。
周南市の更なる発展を願いたいと思います。