🍋レモネードプロジェクトとは🍋
「子どもから社会にアクションを起こし、社会を変えていくきっかけをつくる」という理念のもと、社会貢献について子どもたちが主体的に考え、体験し、楽しみながら活動する実践型のプログラムです。
レモネードの販売を通じ、子どもの人格的な成長やキャリア教育を目指すとともに、それぞれが社会における『存在意義』について確認する機会となり、かけがえのない子ども時代に『社会の課題に目を向ける力』『主体的に行動に移す力』『社会を少しでもよくできる感覚』を体感します。
<レモネードプロジェクト2023 プログラム内容>
【DAY1】7月21日(金)
■地元企業の社会的効果・社会的責任(CSR活動)について学ぶ
講師:明治安田生命保険相互会社 下関営業所長 西垣利哉様、スタッフの皆様
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■社会課題を探求する
子どもたちがどのような社会課題にアプローチするかを話し合います。
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■社会貢献活動を設定する
レモネード販売の売上げから、どのような支援をするか決めます。
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■目標を設定して戦略を練る
支援に必要な金額を基に、売上目標を立て、レモネードの販売金額や販売数を設定します。
PR方法など、どのように販売するか話し合います。
▶学びを深めた子どもたちが話し合って決めた支援内容は、[医療的ケア児への支援]でした。重い障害により経管栄養や気管切開等を余儀なくされ、生涯にわたりたん吸引等の医療的ケアを必要とする同年代の子どもに、レモネード販売の利益で吸引器などケアに必要な機器を届けること。
子どもたちのため、大人は真剣に打合せをしています。お金と社会貢献の講義です。
【DAY2】7月22日(土)
■レモネードのレシピ作成
甘さや濃さをみんなで味見しながら決めていきます。
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■役割分担
作業工程を話し合い、チーム分けをします。
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■広報物の作成
買ってもらえる伝え方をみんなで考えてポスターなどの広報物を作成します。
レモン果汁とシロップの割合に氷の数、レモネードの味付けは子どもたちがこだわります。
【DAY3/販売当日】7月29日(土)垢田夏祭り・花火大会
会場: 垢田小学校グラウンド
時間: 16:00~20:00
いよいよレモネード販売当日です。天気は快晴。
レモネードの目標販売数は、300杯。単価は200円です。
お祭りの来場者に、心を込めて作ったレモネードを一杯でも多く買って欲しいと、ブースも一生懸命飾り付けしました。ブースには、プロジェクトに参加した子どもだけでなく、垢田家に通う子どもたちがお友達を連れて駆け付け、やがて沢山の子どもたちが大きな声で「医療的ケアが必要な子を助けたいので、レモネードを買ってください!」とみんなで呼び掛け始めました。子どもたちの心が一つになったその声は、会場全体に広がりました。
私たちが到着すると、既に出店が並んでいました。わくわくしながら準備を進めます。
ボランティアに駆け付けてくださった明治安田生命と下関西高等学校のお兄さんお姉さんと一緒にレモネード作ります。
20杯の注文が入り、幸先の良いスタートでしたね♪
裏でひたすらレモネードを作って、外では声をガラガラにしながら声掛けをしました。
垢田家の仲間がみんな来てくれました☆
ステージでは、垢田家とレモネードプロジェクトをPRしました。よく頑張った!っとホッとしていたところに、まさかのアンコール。再度ステージへ。5年生の男の子が立派に務めてくれました!
【結果】
レモネードの販売数: 345杯
レモネードの売上額: 7万円
見事目標達成です!
汗びっしょりの子どもたちは大喜びで飛び上がりました。
子どもたちの満たされた心を表すかのような大きな美しい花火を感動しながら眺めました。
子どもたちの思いが届きますように☆☆☆